何となく気持ちはわかる。
人を信じずに傷つけてきた男、フランソワ。
フランソワは仕事仲間から「誰もお前の葬式に来ない」と言われて腹を立て
そんなはずはないとジタバタジタバタ。
たぶん”友達がいないことがみっともない”という理由で。
もしくは純粋に賭けに勝つために。
フランソワは賭けを通して
自分が人を人とも思わぬ人間であることを知り、
反省し、友人を手に入れる。
映画だからハッピーエンドだったけど、
現実ならその先にあるのもまたイバラの道。
だいたい、周りの人たちの怒りの種が
「友達になりたいと思っているのにフランソワが友達の何たるかを考えてもくれない」
と言う時点で、フランソワはずいぶん幸せ者だと思うわけ。
人はいろいろな要素からできていて
そんなに簡単に変わることはできないし、
現実世界では受け入れてくれる人が身近にいるとは限らない。
きっとまた傷つける。
そして失い反省する。
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