御菓子司 五十鈴

神楽坂の和菓子屋さんといえば毘沙門天近くにある五十鈴さん。
1946年創業の老舗和菓子店です。

五十鈴さんでは毎日お店の奥の工場でお菓子を作っています。
だからお目当てのお菓子が見当たらなかったらお店の方に確認してみてください。
少し待てば出来立てが手に入るかもしれません。

日曜祝日が定休日なところも観光客向けでなく地元のお菓子屋さんらしいところです。
ただしお彼岸やこどもの日等「この日は和菓子屋さん休んじゃダメでしょ!」という日は定休日でも営業しているので大丈夫。

私のお気に入りは雪路、神楽坂饅頭、おはぎ、芋羊羹、栗きんとん、水まんじゅう、桜餅。
柏餅や草餅の適度に柔らかくもっちりとした食感も好きです。
好きなものが多すぎてまとまりません。。。

薯蕷饅頭

新年には干支の柄入り饅頭になります。

2019/01/02の御菓子司 五十鈴の買い物

ふんわりとした生地にバターチーズを挟んだものとマーマレードを挟んだものの2種類。

ほんのり塩気があるバターチーズが特にお気に入りで、
ヴィクトリア・サンドイッチ・ケーキのように紅茶のお供にぴったりです。

マーマレードは紅茶に合わせるなら渋みと香が強い物を。
シャンパンと合わせて食べるのも気に入っています。

水無月

甘納豆がオイシイ五十鈴さんの水無月は当然おいしい

水まんじゅう

神楽坂で夏の和菓子と行ったら紅梅の水まんじゅうがお気に入り。
種つきの小梅が丸ごと1個入っているのですが、柔らかくって甘酸っぱい梅の味と”つるん”とした水まんじゅうの舌触りが最高にさわやかです。

もちろん普通の漉し餡入りもあります。

栗ようかん

栗が上に乗っかっているだけに見えますが中にもちゃんと栗が入ってます。

桜餅

231円(2011年)と神楽坂の東京風桜餅の中では最高価格。
だけど味も一番。
皮もかすかに甘みがあり、さくらの香りもしっかり。上品な味です。

神楽坂界隈の道明寺の中で自宅で自分のために買うなら五十鈴。
値段が手ごろな道明寺の中で一番おいしくて桜の花も乗ってかわいいらしいです。

神楽坂饅頭

あんこをしっとりしたパイ生地で包んだ和洋折衷菓子は神楽坂らしい。
小倉あんはレーズン入りでちょっぴりさっぱり、クルミ餡はクルミ入りでちょっぴり香ばしくておいしい。
日本茶だけでなく紅茶やコーヒー、ホットミルクと飲み物を選ばずお茶請けとして楽しめます。

神楽坂の石畳の景色が書かれた渋いパッケージのお菓子は賞味期間が7日あるのでお土産物にもおすすめですよ。

おはぎ

五十鈴さんのおはぎはシュッとしてスリム。

気分を出して萩柄のお懐紙に載せてみました。
神楽坂のおはぎの中では五十鈴さんのゴマが一番好きです。

椿餅

道明寺がしっとりやわらかいのはいつもの五十鈴さんの味。
相変わらず良い感じ。
梅花亭と違いこちらは白椿です。

花びら餅

袋を開けた瞬間ごぼうの香りがふわり。
味噌あんは塩辛すぎず普通すぎずって感じ。
362円だったかな?
価格を考えるとやっぱり住民のお茶菓子は五十鈴。

柏餅

まんなかがぷっくりと膨らんだ姿がとってもかわいい柏餅。
もちろん味もおいしいです。
草もちの時も草でしたが、五十鈴さんのもち系生地の柔らかさって好きです。

栗きんとん

五十鈴さんの栗きんとんは栗の甘露煮っぽい味がベースのやさしい味。
最近は少し渋みがあるのをウリにしている栗きんとんも多いですが、甘露煮好きとしてはこの味が一番ほっとします。

草もち

適度にもっちりとした生地で草の風味も上品な生地。
草の風味が強すぎないので小豆に風味も楽しめます。

麩饅頭

五十鈴さんでも麩饅頭を売っていますが、夏の五十鈴さんならやっぱり水まんじゅうの方が好きなのです。

店舗情報

住所東京都 新宿区 神楽坂5-34
電話番号03-3269-0081
開店年1946年(昭和21年)
特徴 訪問済
スコア4.5

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