社家町の中で唯一内部と庭園が一般公開されているのがこの西村家別邸。
パンフレットによるとここの庭が社家町で最も昔の面影を留める庭園とのこと。
作庭は1181年(養和元年)とみられるそうで、なんと平安時代のお庭。
建物は西村家になってから明治中期に建て替えられたものだそうですが、
座敷に座って庭を眺めながら
平安時代の神主さんもこの景色を見たのかななんて思いながら
ゆっくりとした時間を過ごしました。
入場料は500円。
後、入り口でインターフォンを押してから入る決まりのようです。
「世界遺産を制覇。今回は北方面」という程度のゆるい下調べで旅立った私。
タクシーの運転手さんに教わらなかったら知らずに通り過ぎるところでした。
感謝!
2010/12/05
西村家庭園
先客の方もただじっと庭を眺めていらっしゃいました。
平安の昔もこうやって静かな時間が流れていたんでしょうか?
西村家庭園
本当は紅葉の木もたくさんあり、紅葉の時期はとても色鮮やかだったそうですがこの日はすでにほとんどの葉が落ちてしまっていました。
だけどその分静かで落ち着いた雰囲気だったのでこれはこれでよいと思いました。
西村家庭園 わずかに残った紅葉
わずかに残っていたのはこの一角の紅葉。
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