雨があるなら苔の美しい寺だろう高桐院に向かった。
前回はお抹茶をいただいている間に拝観終了の時間になってしまったので今回は早めに訪問。
お抹茶をいただいてのんびり過ごしていると他に訪問者が誰も居なくなってしまった。
この景色を独り占め。
ほんの短い時間だったけどとても贅沢な気分。
庭園めぐりは観光客が少ない時期の雨の日に限る。
その他
2011/06/12
高桐院の門
前回の反省を踏まえて15時半すぎに訪問。
これから約1時間緑の苔と雨音に包まれて過ごします。
高桐院の前庭
雨にぬれて苔が青く輝く。
高桐院の参道
景色全体が緑の光で照らしたような幻想的な雰囲気。
高桐院の庭
しとしととただ雨音だけが聞こえる静かな時間。
高桐院の庭
木の葉や苔に落ちる雨音はアスファルトやコンクリートに落ちる雨音とは違う柔らかい音。
高桐院の庭
誰もいない境内でこの景色を独り占め。
2008/12/20
おうす@大徳寺 高桐院
安土桃山時代の終末期1601年(建長6年)に創建。
大徳寺の中で数少ない公開されている塔頭の一つ。
楓が多いので紅葉が見所と聞きますが、
表門から唐門までの石畳の参道はさわやかな緑の時期にも美しそうです。
今回は閉館30分前に入り、ゆっくりお茶をしてしまったので
本堂の写真しか取れませんでしたが、
庭を見ながらのお茶がとても気に入ったのできっとまたよろうと思います。
以下、拝観時パンフレットより要約
【見所:建物】
・江戸時代初期造園の客殿南庭:「楓の庭」とも呼ばれる。→
・書院:千利休居士の邸宅を移築した。
・鳳来:客殿西北部にある茶室。
・松向軒:徳川家光の時代、1628年(寛永5年)建立の名茶席。
・墓所:春日灯籠という灯篭が有名。
【見所:宝物】
年に一度、10月第2日曜日に宝物曝涼展という虫干しも兼ねた特別展示が有る。
・国宝:絹本墨画山水図
・重要文化財:絹本着色牡丹図、絹本着色稲葉良籌像
【拝観料】
400円
この日は3つの塔頭寺院をめぐったのですが全てにお抹茶コーナーがありました。
「高桐院」だけがお庭を見ながらお茶をすることができたのでここを選びました。
シンプルなお庭をただ眺め、
苔も紅葉するんだなぁとかくだらないことを考えるうちにゆっくりと無心になっていきます。
お抹茶はお菓子付きで400円でした。
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