京都でのお散歩記録です。京都のついでに立ち寄った関西地方の情報も少しだけあります。

大徳寺 瑞峯院
大徳寺 瑞峯院

  • 公開日:2009年11月23日
  • 最終訪問日:2008年12月20日

戦国時代前期天文4年(1535)に創建。

大徳寺の中で数少ない公開されている塔頭の一つ。
キリシタン大名として有名な大友宗麟が創建し、十字架を表現した石庭が有名です。

毎月28日に「餘慶庵」でお抹茶がいただけるほか、
「閑眠庭」を眺めながらのお茶も出来るらしいのですが、
私が行った日は障子が閉じられたお部屋の中でのお茶だけでした。
12月の寒い時期だったからかもしれません。

他にも座禅体験も出来るそうです。

以下、拝観時パンフレットより要約
【見所:建物】
・方丈:重要文化財。創建時に建立された室町時代の方丈建築がそのまま残っている。
・唐門:重要文化財。同上
・表門:重要文化財。同上。
・餘慶庵:茶室。毎月28日に窯がかかっているそうです。
・安勝軒:大徳寺山内で唯一の逆勝手席(客畳が点前座の左にある)茶室。
・平成待庵:妙喜禅庵にある国宝「待庵」を復元、建立された。
・独坐庭:方丈前にある枯山水の庭。→
・閑眠庭:方丈裏にある石の流れが十字架に組まれた石庭。

【見所:宝物】
・方丈襖絵:近年の作。朝鮮の金剛山の絵。

【拝観料】
400円

その他

2008/12/20

独坐庭@大徳寺 瑞峯院

2008/12/20;独坐庭@大徳寺 瑞峯院

瑞峯をテーマにした蓬莱山式庭園だそうです。
が、「瑞峯」も「蓬莱山式庭園」も解らないので調べてみました。

「瑞峯」で調べても「瑞峯院」の情報ばかり。そこで漢字単体の意味を調べてみました。
「瑞」はめでたいという意味。また瑞々しい(活き活きした)という言葉もこの字を使う。
「峯」は山の高い所。

「蓬莱山式庭園」も「瑞峯院」の情報ばかりでしたが、以下の記述を見つけました。


神仙島とも称し、、中国の道教思想から起こったもので、東海中に仙人の住む不老不死の霊山のこと。庭園内の池を海として、そこに作った島を蓬莱山と見立てたことから、蓬莱島と称している。この池の中に別の島、方丈(ほうじょう)、瀛洲(えいしゅう)、壷梁(こりょう)の三島を設置して、四神島と称する。
庭園用語集



超約すると
「瑞峯」も「蓬莱山」も宗教的な意味あいのある、とってもありがたい山
という感じでしょうか?

つまり大きく黒い岩が蓬莱山で、周りの白砂が海。
しかも波打ちしぶき上げる海のように感じられます。

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基本情報

「大徳寺」の記事