戦国時代初期文亀2年(1502)に創建。
大徳寺の中で一番古いお寺で常時拝観可能な数少ない塔頭です。
私は石庭の写真ばかり取ってきましたが、苔の裏庭も有名なお寺で、パンフレットにも"洛北の苔寺"と書いてあります。
上の写真はたしか拝観入り口のすぐ近くでした。
以下、拝観時パンフレットより要約
【見所:建物】
・方丈:重要文化財。室町時代に建立された禅宗方丈建築として完全な形を残す唯一の建物とのこと。
・附玄関(唐門):重要文化財。方丈と同年代の建立で日本最古のもの。
・表門:重要文化財。方丈と同時代の建立。
・開祖堂:南北朝、鎌倉、室町初期の様式を取り入れた昭和の唐様木造建築。
【見所:宝物】
・釈迦如来坐像:国宝。鎌倉時代の傑作。京都八釈迦のひとつ。
・方丈襖絵:写真に撮った「竜と波の図」の他、「列仙の図」という襖絵も有る。
・種子島銃:日本最古の種子島。さすが戦国時代。
・碁盤及び碁筒:秀吉と家康が対局した(!)四方蒔絵の逸品。
【拝観料】
350円
その他
2008/12/20
龍の図@大徳寺 龍源院
方丈室内のふすまに龍がいました。
wikipediaによると作者や制作年代は不明。
桃山?江戸時代の絵だそうです。
カッと見開いた瞳はどこか優しげ。好きな龍の一つです。
こ沱庭(こだてい)
入り口入ってすぐにある書院にある「阿吽の石庭」
左右にある基礎石は聚楽第の物と伝えられているそうです。
画像
東滴壺
方丈と庫裏にはさまれた小さなお庭は日本で一番小さい石庭なのだそうです。
wikipediaによると昭和35年(1960年)に作庭されたというので比較的新しいお庭ですね。
一枝坦(いっしだん)
方丈南側の大きなお庭です。
右側が蓬莱山で手前が亀島。周りの白い砂は大海原を表しているそうです。
もう一つ鶴島という石もあるのですが苔に囲まれた亀島がいい味出していると思い写真を撮りました。
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