金地院は室町時代の応永年間足利義持の帰依を得て北山に開祖した禅寺ですが、
江戸時代、慶長のはじめに現在の場所に移ってきたそうです。
明智門は明智光秀が母の菩提のために大徳寺に建立したものを、
明治元年に現在の位置に移してきた物だそうです。
その他
見所
以下、拝観時パンフレットより要約【見所:建物】・方丈:重要文化財。・東照宮:重要文化財。【拝観料】
400円
2009/05/23
初夏の花@金地院
上は弁天池の蓮。
拝観受付をした後は池沿いの細い道を通り緑の中へと進んでいきます。
初夏の花@金地院
深い緑を抜けるとそこは東照宮への参道。
参道脇にあじさいが咲き始めていました。
東照宮@金地院
金地院の東照宮は重要文化財に指定されています。
パンフレットによると徳川家康の遺言により、家康の遺髪と念持仏を奉戴して寛永5年に造営したもので、
創建当初は日光東照宮と比べられるほど「結構」な建物だったそうです。
全体は黒塗りの渋い姿ですが、色とりどりの花の透かし彫りが配されているので
創建当初はきっと美しい色で塗られていたのかもしれません。
天井には狩野探幽が描いた名気流が描かれています。
板に直接かかれた渋めの配色の龍ですが、
きょろっとした目がかわいい龍でした。
鶴亀の庭園@金地院
パンフレットによると桃山時代の風格を備えた江戸時代初期の代表的枯山水だそうです。
海に浮かぶ釣島と亀島を表していて、こっちが鶴
鶴亀の庭園@金地院
こっちが亀ということらしいです。
画像
白砂の庭の向うには開山堂が見えます。
方丈@金地院
パンフレットによると慶長16年に伏見桃山城の一部を徳川家光から賜り、移築したそうで、
重要文化財に指定されています。
室内は狩野探幽と尚信の筆による襖絵で飾られて、
縁側では鶴亀の庭をのんびりと眺めることが出来ます。
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見所
以下、拝観時パンフレットより要約 【見所:建物】 ・方丈:重要文化財。 ・東照宮:重要文化財。【拝観料】
400円