なんと表現したらよいのか。。。すごいお寺でした。
人気観光地「鎌倉大仏」が建物無し、池無し、庭無し、の無い無いづくしなのに対し、
長谷寺は造れる物なら何でもある印象。
建物はどれも関東大震災で倒壊以降の再建で新しいものばかりですが
回遊式庭園、枯山水の庭、竹林など、観光客がお寺観光に期待する要素がしっかり整えられています。
拝観券を交通系ICカードで購入できるなど来場者へのサービスも万全です。
歴史のある建物や庭であればコースも定めずに有象無象を自由に歩かせるなんて恐ろしくてできないと思うのだけれど、所詮長谷寺。
安心して適当に歩けます。
紫陽花が有名でホームページの写真を見るととってもカラフル。
紫陽花は土の酸度によって色が決まるので、
種類や肥料によって土の酸度を変えるなど手をかけてこの景色を作っているのではないでしょうか。
帰ってきてから調べると伝承では奈良時代の創建と言っているようですがそこはかとなく眉唾臭が。。。
本当に奈良時代の創建だったら世界遺産申請時の要素に含まれないとは思えない。
重要文化財になっている梵鐘に1264年にこの鐘が造られ、当時「新長谷寺」と呼ばれていた旨が描かれているそうです。
新・・・。
お寺としては全体的にはチャラくてペラい。
作れるものなら何でもあるけれど、歴史とか品とか積み重ねなければ得られない物は何もない。
いっそ清々しいくらいの寺テーマパークでした!
これはこれで面白い!!
その他
2014/11/23
入口の提灯
DSC04953.JPG
2014/11/23
池の周りのモミジはまだ緑が目立つ
丸窓と枯山水
お寺の書院の丸い窓、好きな人多いですよね。
私も好きです。
この庭を見て「えずくろしい」って言葉を思い出しました。
派手で下品な様子を表す言葉です。
枯山水
波紋を高く刻んでいるところが品がない。
様々な模様を小さい庭にごチャット詰め込んでいる感じも下品。
お寺の雰囲気にぴったりの枯山水でした。
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基本情報
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住所 | 神奈川県 鎌倉市 長谷 3−11−2 |
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