北鎌倉から鎌倉のちょうど中間くらいにある大きなお寺が鎌倉五山第一位の建長寺。
鎌倉時代の1253年にされた由緒正しいお寺さんです。
その他
2014/11/23
総門から見た山門
1943年(太平洋戦争中の昭和18年)に京都の般舟三昧院から移築された総門は1783年江戸時代後期の建物だそうです。
山門
1775年(江戸時代後期)の建立で、国の重要文化財に指定されています。
大きな額には縦2行で「建長興国禅寺」の文字。
文字が金ぴかだから?額がすごく大きいから?
イマイチ好みじゃない形です。
仏殿
山門の次にあらわれるのが仏殿。こちらも重要文化財です。
芝 増上寺にあった徳川秀忠夫人崇源院の霊屋を1647年(江戸時代初期)に移築したものだそうです。
法堂
法堂も重要文化財です。
1814年(江戸時代後期)の建物の天井には平成になって描かれた新しい雲龍図があります。
京都建仁寺の法堂の龍と同じ画家の作品ですが、建長寺の龍のほうがイケメンだと思います。
唐門
唐門も仏殿と同じく芝増上寺のから移築したものでやっぱり重要文化財。
方丈(龍王殿)
総門と共に京都の般舟三昧院から移築された建物です。
方丈裏庭園
方丈の裏の縁側には縁台がならべてあり、空いていれば座って眺めることもできる。
ただ、所詮縁台なのでのんびりって雰囲気ではない。
紅葉が少し赤くなっている程度で紅葉シーズンとしては寂しい印象。
庭園と得月楼
緑ばかりの庭のアクセントになる良い姿の建物は平成14年築得月楼。
中には大きなお座敷があり、お茶会や宝物の公開時に講座が開かれたりするようです。
塔頭寺院 天源院
建長寺の境内にはたくさんの塔頭寺院がありますがどれも立ち入り禁止になっていました。
鳥居
境内を奥に進んでいくとお寺なのに鳥居が現れます。
この先に半僧坊に向かう長い階段があります。
半僧坊に向かう山道
ほんの少し山を登ると色づいた紅葉が増えてきました。
半僧坊に向かう階段2
たぶん半分くらい登ったところに小さな広場があって一休みできるようになっています。
半僧坊前の石段の天狗
もうすぐゴール!ってところまで階段を上るとたくさんの天狗が出迎えてくれます。
これまでの禅寺らしい落ち着いた雰囲気をぶち壊す、怪し気て眉唾な感じ。
高尾山みたいで面白いけど。
半僧坊
で、ゴールの半僧坊。
明治時代にこの地に作られた半僧坊権現をまつる建長寺の鎮守さま。
だから入口に鳥居があったのですね。
火除けのご利益があるので建長寺の建物を火事から守ってくれるのでしょう。
竹林
昼の2時ころなのにひっそりとした竹林の奥に石灯籠が立っています。
読経の時間
和ろうそくの大きな炎が揺らめく中読経の声が響きます。
鐘楼
しばらくすると鐘を打つ音。
山の中に低い音が響き渡ります。
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基本情報
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住所 | 神奈川県 鎌倉市 山ノ内 8 |
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