イタリア展とか、フランス展とか。
最近の百貨店催事の定番企画が「期間限定レストラン」
私これ、たまに利用します。
今回は久しぶりに高校時代の友達を呼び出して伊勢丹フランス展のレストランへ。
前菜・メイン・デザート・珈琲又はワインで5000円近く。
パンは別料金で400円くらい。
催事用の特設厨房、安っぽいパーテション。
つぎはぎだらけの天井、ひっきりなしに流れる館内放送。
そのあたりも計算に入れると決して安い価格ではない。
それでもこういうところでしか出来ない食事がある。
”ベビーカーを引いた友人とのフレンチディナー。”
長女・次女が立て続けに生まれ、フランス料理は3年半ぶりなんだそう。
小さなお子さんがいる人でもフレンチが食べたいと言う気持ちはわかる。
だけどやはりお店にはふさわしい客と言うのがあって
子供づれのときに高級フレンチ等を遠慮するのは仕方の無いことだと思う。
食事だけで6000円、ワインも飲めば1万近くになるランチの店なら
隣は数億がかかった接待ランチ中かもしれないし、
一世一代のプロポーズ中かもしれないから。
貸切にでも出来ればいいけれど、
そんな甲斐性の無い私たちでも催事場の特設レストランなら大丈夫。
あんな場所で食事をしようというのだもの。
「おいしければ雰囲気は百歩譲る」とか
彼女と同じ「こんな時しか行けない」事情があるとか
「まったく気にしない」人ばかりのはず。
言ってみたらお祭のようなものよ。
味とか、雰囲気とか、期間限定とかそういうことじゃなくて、
久しぶりのフレンチに終始極楽笑顔の友達と
時々キャッキャと笑うベビーカーの彼女を見ながら食事ができる
最高のレストランでした。
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